コロナウイルスが防げないと思う理由

「コロナのせいで、演奏会がキャンセル」
「また演奏会キャンセルになりました・・・」
「演奏会直前ですが、感染拡大防止のために演奏会キャンセルになりました」

 

・・・今まで演奏会キャンセルが20回以上ありました。

 

演奏会がキャンセルになると、ただ赤字が積もっていくため、オーケストラがつぶれるんじゃないかと、本気で不安になってきました。

 

バイオリンは辞めて、転職しようかなあ?と考えたりする時もあります。

 

1回の演奏会がなくなることで、少なくとも1500万円、最大で5000万円程度の赤字が出ていきます。

 

日本に限らず、世界中で演奏会がキャンセルされています。

 

そんな中、2020年6月5日、ウィーンフィルの演奏会が3か月ぶりに再開されました。

 

日本でも、オーケストラの演奏会が少しずつ再開されています。

 

少しずつですが、元の世の中に戻ろうとしているのかもしれません。

 

withコロナ時代の幕開けでしょうか・・・

 

新型コロナウイルスは風邪ウイルスの一種ですが、5%の人にとって、死に至る病だと考えられるので、ただの風邪ではないと思います。

 

コロナウイルスは、風邪ウイルスなのに、死に至る確率が結構高いかもしれない、恐ろしい風邪ウイルスです。

 

私がコロナウイルスの蔓延が絶対に防げないと思う理由について、書いていきます。

 

 

中国で増え過ぎた

 

まず、中国で感染者がものすごく増えてしまったので、これでもう世界が何をしても広がっていくんだろうなあと思っていました。

 

実際、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ・・・と世界中に広がっていきました。

 

2月1日に10000人くらいだったのが、2月12日に31000人を超えてそこから加速度的に増えました(人数について間違いがあったらごめんなさい)。

 

6月23日に累計900万人を突破し、6月中に1000万人を突破しそうです。

 

世界中の観光業は、中国人のお客さんが来ることで一定の生計を立てています。

 

パソコンや掃除機などの家電や、マスク、などなど色んな商品で、中国産のもの多いですよね。

 

お金を持っている国だと、世界中に旅行する人もそれなりの数がいます。

 

人口の多い中国人の移動や、世界中で使われている中国製品の移動を制限して、ウイルスを止めるのは、残念ながら現実的ではないと思いました。

 

中国だけでなく、ヨーロッパ全体、アメリカ、アジア全域に広がってしまったので、もういまさら感染拡大を止めるのは不可能だと、世界中の人が感じていることと思います。

 

 

PCR検査で30%見落とす

 

PCR検査の感度は、約70%だそうです。

 

もしその人が、コロナウイルス感染者だったら、70%の確率で見つけてくれます。

 

PCR検査は、のどや鼻に綿棒を突っ込んで、もしコロナウイルスが付いていたら、発見してくれるというものです。

 

突っ込んだ綿棒にウイルスが付いていなければ、その人は陰性(病気じゃない)となります。

 

約30%の人は、コロナウイルスに感染しているけど、元気な人だと見なされます。

 

発症して1日とか2日などの、早期感染時期は、ウイルスが体の中であまり増えていないため、感度が悪くなっちゃうみたいです。

 

綿棒に付いたコロナウイルスの量が少なすぎても、検出できない(測定限界値がある)ようです。

 

10人コロナの人がいて、PCR検査をしても、3人はウソの陰性(偽陰性)になっちゃうんですよね。

 

約3人に1人は、見落としてしまうので、見落とし率が異常に高いですよね。

 

99%の確率で見つけられる、ということでしたら、もっと蔓延が防げたでしょうね。

 

それでも、コロナ発病者に何度もPCR検査を繰り返すと、陽性(コロナ患者)の反応が出るそうです。

無症状の人が10倍??

 

無症状の人が、アメリカで発表されている感染者数の10倍いるかもしれない、という報道もありました。

 

最近では、50倍か?85倍か???という報道もあります。

 

感染拡大している地域で検査が行われているので、偏った多めに出過ぎなデータかもしれないと言われていますが、地域によっては発表されている感染者数の数倍いてもおかしくない、ということのようです。

 

検査で発見された患者数よりも多くないと、現在の感染の爆発的拡大はおかしいのではないか、という意見もあるそうです。

 

70%の人しか探せない、PCR検査で、無症状の人を全部探し出すのは事実上不可能ですよね・・。

 

2020年6月12日現在、世界中で765万人の人が累計感染者数として発表されています。

 

想像ですけど、
「世界中で1000万人以上、見つかってない無症状の人がいる(いた)んじゃないの?」
って思いますよね??みなさん??

 

退院している人、完治している人がそれなりに(医療崩壊したと言われているイタリアでは75%程度)いるので、今現在で症状があるのは200万人くらいだと勝手に仮定すると、現在無症状感染者が200万人〜2000万人くらいいると勝手に想像します。

 

海外から渡航者がゼロになってない

 

海外に住んでいる人でも、日本国籍を持っている人は、今でも入国できます。

 

緊急事態宣言が出された2020年4月に日本に入ってきた外国人の数は、5312人だそうです(外国人の方に対しての差別的意図は一切ありません)。

 

2019年の一か月平均の外国人の入国者は、200万人〜300万人なので、普段の500分の1くらいの人数の外国人の方が入ってきています。

 

日本人で帰国された数そのものは、ちょっと探せなかったのですが、外国人の数5312人よりは多いのではないでしょうか。

 

★空港でのPCR検査実施人数(累計)<厚生労働省のHPより>

 

3月31日・・・  1580人
4月30日・・・ 27442人
5月31日・・・ 44783人

 

というデータがあるので、
27442(4月までのの空港検査数) -1580(3月までの数) -5312(外国人の検査数) = 20550人

 

約20550人が、日本国籍の人が2020年4月に日本に帰ってきた数かなと思います。

 

外国人の5312を足すと、約25862人が4月に日本に入国された人の数だと推測できます。

 

2020年5月では、空港でのPCR検査数が、17341件です。

 

PCR検査を拒否して、地元に帰ってから感染が判明したケースも報道されているので、入国者はもう少し多いのかもしれません。

 

外国人の入国制限はありますが、日本国籍を持っている人に対しては、入国制限はないようです。

 

「日本も外国のように、完全な入国制限をしているんじゃないか」
と勝手に思い込んでいたのですが、一か月に約20000人程度、海外からの入国者がいるという、結構ゆるい入国制限なのが、現実です。

 

まあ、それでも普段410万人くらい入国者がいると考えられるので、200分の1くらいに絞られています。

 

20000人を多いとみるか、普段の200分の1の値を少ないと見るのかは、その人の考え方次第ですが、感染者をゼロを目指すなら、入国者をゼロにしないと意味ないですよね。

 

5月31日までに空港でのPCR陽性者数が累計186人いたので、

 

186人(正確な確率が70%) × 30 ÷ 70 =79.71(見逃していると考えられる30%)
5月31日までに、約79人くらいのウソの陰性の感染者が入国した可能性があります。

 

飛行機の国際便のチケットを、ANAやJALで検索すれば、普通に飛行機が飛んでいることが分かります。

 

日本に入国してから、公共機関を使わずに14日間自宅待機、またはホテルに14日間滞在するように、要請されていますが、残念ながら100%全員が守るわけではありません。

 

自腹で空港近くのホテルに14日間泊まるとか、金銭的に現実的じゃないですよね。

 

 

そもそもですが・・・

 

・出発する空港や到着する空港で、いくらでも感染が起こり得るのでは?

 

・飛行機の中で感染が起こったら?(飛行機の換気はすごくて、数分で機内の空気が全部入れ替わるらしいですけど)

 

・空港のPCR検査の時に、検査員の方に感染したら?

 

・公共機関を使わずに家族や会社の車で帰ったとしても、その家族や会社仲間にコロナが移ったら?

 

・ホテルのチェックインの時に、ホテルマンやたまたま隣にいた別のお客さんに感染が起こったら?

 

・レンタカーで帰ったとして、レンタカーにコロナウイルスが残っていたら、次に使う人に接触感染で移ったら?

 

その後の感染者にPCR検査をしなかったり、PCR検査でウソの陰性反応が出れば、その後の感染拡大を止める術は、ありませんよね。

 

特に到着空港で感染したら、感染直後のウイルスが体内で増えていない状態だと考えられるので、PCR検査で見逃す可能性が大です。

 

手や荷物にウイルスが付いていて、家に着いてから接触感染することも、あり得ますよね。

 

 

入国制限緩和の動きがあります

 

ヨーロッパ各国をはじめとして、入国制限は、世界中で緩和していくことになります。

 

2019年の外国人入国者数は、一か月に200万人〜300万人でした。
2019年の日本人の出国者数が年間2000万人、月に直すと166万人程度でした。

 

2020年4月の時点で、
外国人の方は、0.25%以下の入国者数になり、
日本人はザックリ1%程度の帰国者数になっている(出国者数と帰国者数が同じだと無理やり仮定してます)ので、
一か月に20000人の入国者がいても、相当な割合で入国制限はかかっているのが分かります。

 

2019年の水準に戻ると、2020年4月や5月の100倍以上の入国者数になります。

 

ざっくり0.41%(235人/57209人)の人が、空港でのPCR検査で陽性者になっていますので、去年の月平均の半分の200万人の入国者数があれば、82000人の陽性者が出て、偽陰性の人は期待値で35142人になると考えられます。

 

日本中でコロナウイルスになっているのが判明している人は、2万人いかないくらいなので、人口の0.02%くらいしかいないのですが、空港でのPCR判明率は、日本国内の全体よりも20倍程度高いんですね。

 

これからさらに感染者が増え続けるのは、ちょっと想像するだけで、小学生でもわかりますよね。

 

1日3桁の感染者数とか、すぐにいくんじゃないでしょうか。

 

 

5日間の潜伏期間

 

感染してから大体5日間(1〜17日間といわれています)、発病しない潜伏期間があるようです。

 

その元気な間も、コロナウイルスを感染させてしまう力があると。

 

無症状の期間が、誰でもあるので、町には元気な感染者がいっぱいいるかも・・・。

 

体調が悪くなければ、スーパーで買い物したりしますよね。

 

体調が悪い人に、
「スーパーに行かないでください」
という対策はとれます。

 

元気な人に
「あなた元気だけど、コロナかもしれないので、スーパーに一切こないでください」
というのは、なかなか言えないですよね。

 

ロックダウンしているどんな国でも、スーパーマーケットへの買い物は、回数制限こそあれど、禁止されていません。

 

無症状感染者と、コロナウイルスにかかった直後の潜伏期間の感染者は、元気にスーパーマーケットでお買い物をしているはずなのです。

 

もしかしたら、私も元気な感染者かもしれないし、これを読んでいるあなたも元気な感染者かもしれないですよ・・・

 

無症状から無症状へ移っていく

 

コロナウイルスにかかっても、無症状で、何も気付かない人がいます。

 

何も気付かない人から、何も気付かない人に、感染したらどうでしょうか?

 

ニュースを聞いていても、無症状から無症状に移る、という事に着目していることが少ないように思います(※個人の感想です)。

 

無症状だと、咳をしてウイルス付き飛沫を遠くに飛ばす確率が低いのですが、会話での飛沫は当然飛びます。

 

無症状のAさんから、無症状のBさんにコロナウイルスが感染したとして、その2人をPCR検査したとして、感染者としてあぶりだせる確率はどのくらいでしょうか?

 

AさんとBさんを感染者としてあぶり出せれば、隔離をする対策がとれるわけですが・・・

 

70%(Aさんを正しく判定) × 70%(Bさんを正しく判定) = 49%(2人連続で正確に判定)

 

感染者のAさんとBさん、それぞれ1回の検査で、どちらも正しく判定できる確率は49%です。

 

え・・・低すぎじゃないの?

 

感染者2人に、きちんとPCR検査を1回ずつした時の、見落とし率は、驚愕の51%・・・

 

21%の確率でAさんがウソの陰性、21%の確率でBさんがウソの陰性、9%の確率でAさんとBさんがウソの陰性になり、世に放たれます。

 

元気な人がPCR検査を受けることは基本的にありませんから、防げないのです。

 

元気な人にはPCR検査をしないので、そもそも100%の確率で防げないし、AさんもBさんも隔離されないで、山手線とか乗っているわけです。

 

ロックダウンをしても完全には抑え込めない可能性が・・

 

感染する時期の問題もあります。

 

海外のように、1か月首都封鎖ロックダウンをしたとして、誰かがロックダウン14日目〜31日目に感染したら、最大17日間の潜伏期間があるため、もう追えませんよね・・。

 

潜伏期間が17日間になる人が、2回続けば、ほぼ追いかけることは絶望的です。

 

感染しても無症状、という条件さえ付け加えれば、さらに追えません。

 

Aさんが17日間潜伏期間、18日目に発病、でも無症状
Bさんに18日目〜49日目に移り、17日間の潜伏期間があれば、35日目〜66日目に発病、でも無症状

 

となれば
「ロックダウン終わったら、みんな元気になった。良かった良かった。」
と思ったら、実は発病していないだけの元気な感染者が残っていることは、十分あり得るのです。

 

たまたまトイレの手すりにウイルスが残っていて、しぶとく生き残っていたりすれば、Bさんがもっともっと後に接触感染する可能性もありますよね。

 

もしウイルスを移しても、移った人が無症状であれば、移った人も何も気付かない。

 

そして電車で感染して、その人も無症状で気付かなければ・・・・・

 

誰も無症状で気付かないまま、3か月過ぎれば、結局、無症状感染者が誰なのか、どこにいるのか、追えません。

 

1人でも感染者が残っていれば感染は再度広がりますし、もうすぐ世界中で累計1000万人の感染者数になるわけです。

 

予防するのは超大事だけど、これだけ感染者数が多いと、防ぎようがないのが現実なのかと。

 

 

感染者0は理想だけど・・・

 

とっても残念ですが、感染者が0になることを期待するのは、あまり現実的ではないかもしれません。

 

数字だけをゼロにしたければ、検査をゼロにすることで今すぐ可能ですが。

 

 

できる限りの感染予防対策をして、コロナウイルスにかかっても大丈夫なように、健康に気を遣って生きていく、というのが現実的な最善策になるんじゃないでしょうか。

 

死者が比較的多いイタリアでも、高齢者を含めて、感染判明者数の85%以上の方は死なないわけですから、コロナ死亡率が低い若年層は、健康的な生活を送るのが望ましい気がします。

 

高齢者や持病を持つ人は、基本はテレワークで、外に出るなら感染症予防対策をして出るなど、自主的な対策をしてもらう必要があるでしょう。

 

 

コロナでオンライン化が進むのか

 

コロナ渦で、給付金を含め、様々なもののオンライン化が少しずつ進んでいます。

 

最近、curonというスマホアプリで、オンライン診療を受けたのですが、待ち時間ゼロなので、大変便利です。

 

9時〜9:30と予約すると、予約した時間の中で、お医者さんの都合のいい時間にテレビ電話がかかってきて、スマホで診察が受けれるんです!

 

喘息などの慢性病にはピッタリですね。

 

今まで1時間以上、病院の待合室で待っていたのは、なんだったのか。

 

病院まで行く時間・病院に行く交通費・待合室でただ待つ時間、全部削れてハッピーです。

 

オンライン診療なら、お医者さんも高額なクリニックを建築する必要もなくなります。

 

マンションや自宅の一室で開業し、オンライン診療だけするお医者さんも、出てきますね。

 

これからもまだまだコロナウイルス感染者は増え続けるので、オンライン診療や、学校のオンライン授業は、普及して欲しいですね。

 

子供にパソコンを与えたくない親もいますが、せめて希望する人には授業の動画配信から始めて、教育機会を設けた方がいいんじゃないかな・・と思います。

 

いじめにあって不登校になってしまった子には、今まで学校教育機会を与えてこなかったわけですから、改善するチャンスです。

 

風邪ひいて、1回授業を休んだら、次から何言ってるかサッパリ分からない、ということありませんでしたか?

 

授業の動画配信があれば、風邪で休んでも勉強で置いていかれる心配が減ります。

 

そもそも、発熱したらコロナ感染の可能性があるから、たくさん学校休まないとだめな世の中でしょ??

 

学校の先生の雇用を守らなければいけないので、全部の学校がオンラインに対応する必要はないと思いますが、田舎の廃校などを利用して、オンライン専門の小学校・中学校が出てきてもいいんじゃないでしょうか・・。

 

偏差値の高い進学校から、積極的にオンライン授業を取り入れて欲しいです。

 

いじめにあっている子、持病があって免疫系が弱い子、高齢者と同居している感染リスクをゼロに近づけたい人、などの困っているご家庭に需要があるのではと思います。

 

今すぐか、冬になってからなのかは分かりませんが、感染者がずーっと増え続けるのは、間違いないのですから、
「感染者数が減ったからとりあえず元通りにする」
ではなくて、次の感染爆発に備えて、学校はオンラインが可能な体制にして欲しいですね。

 

子供たちの学力が低下すると、子供たちの将来的な経済力が低下し、国際的な競争力もない人が増える事につながりますので、
「オンライン学習できない子がいてかわいそう。だからみんな公平に勉強しない方がいい。」
という考えは、それこそ子供たちが可哀そうだと思います。

 

学校を数か月延長するのだって、その子の働ける期間を少なくすることになり、生涯年収を100万円単位で下げることになってしまいます。

 

必要なオンライン授業が、日本で進むといいですね。

 

時代が進みオンライン授業が定着すれば、世界中を旅しながら、学校の授業を受けることも可能な世の中になるかも・・・!?

 

ちなみにオンライン化があまりに進むと、演奏会の仕事はマジでヤバくなります(笑)

バイオリン上達.comの教材


バイオリン上達.comの開発したアプリ<ドレミよめるよ>







久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン





楽器演奏は楽しいものです。しかし、楽器演奏が原因で、体を壊してしまう人も中にはいるそうです・・・。あるフランスの調査では、プロ演奏家の70%は体に不調を抱えながら演奏しているのだとか。意外だと思いませんか?楽器演奏は、体に負担がかかる、肉体労働の側面を持ち合わせているといえるかもしれません。

バイオリンは、指を使う楽器です。バイオリンの弦の張力は、一本あたり5kgほどあり、押さえる左手には負担がかかります。バイオリンで左手の指が痛い!という人は、割とよくいますね。逆に、右手の腱鞘炎というのは、今のところ聞いたことがないです。バイオリンは左手に腱鞘炎が起こる楽器

バイオリンを弾く人は、ほぼ100%肩がこります。肩こりの自覚がある、ない、に関わらず、子供でも大人でも肩はガチガチです。バイオリンを左肩と首の間に挟んで弾く、というのが原因の一つです。バイオリンを弾く限り、肩こりからは逃げられないと思ってください。

バイオリン弾きと首の痛みはかなり密接に関係しています。バイオリンを弾くときに、首にバイオリンを挟み、かつ頭を左に傾けます。頭をずっと左に傾けた状態が、首の健康に良いと思います?良いわけないよねー!首が変形しそうだよね!!

バイオリンと腰痛について。腰痛については、座ってバイオリンを弾くと、腰痛になりやすくなります。立って弾いている場合は、腰痛にはなりにくいように思います。オーケストラなどで、座って弾くようになってから、腰というか、あばらの横あたりが痛くなるようになりました。

バイオリンを弾いていると、顎関節症も割と起こりやすい病気の一つです。顎関節とは、下の顎の付け根の関節です。耳の穴のすぐ前に、顎関節があります。顎関節がおかしくなると、口が開きづらくなります。私自身は、顎関節症と診断されたことはないですが、左側の顎が若干開きづらいです。左側の顎関節が「カクッ」という音がします(笑)

突発性難聴は、とても怖い病気です。突発性難聴は早期治療をしないと聴力を失うバイオリンをやっている、音楽家にとって、耳は命です。耳が聞こえなくなったら、音楽家は終わりです。作曲家でもない限り、失業です。しかし、難聴は突然やってくる!突然襲ってくる難聴としては・突発性難聴・メニエール病・急性低音障害型感音難聴があります。どれも、ある日突然聞こえなくなる病気なので、対処のしようがありません。しかし、治療...

バイオリニストを目指す子供にとって、突き指は練習の敵です。バイオリン以外の弦楽器、ピアノ、等も、突き指すると非常に困る楽器です。突き指の危険がある球技としては、バスケットボール・バレーボール・サッカーのキーパー・野球など。特にバスケットボールとバレーボールは突き指が起こり得る球技です。バイオリニストの卵は、突き指はしたくない。体育の授業は休むべきなのでしょうか?

バイオリンを弾いていると、どうしても身体に異常をきたしてしまうことがあります。・肩が痛い・腰が痛い・首が痛い・指が痛いといった、体の痛みに、対応してくれる、音楽家向けの病院を紹介します。

2018年3月22日、2年ぶりに、急性低音感音難聴を再発しました!低音難聴は、難聴の程度は低いが、よく再発しやすい、という性質を持つようです。赤ちゃんの泣き声を10分連続で聞き続けた翌日に、右耳の違和感を感じるようになりました。聴力検査をしたところ、250ヘルツ(バイオリンのG線の解放弦付近の音程ですね)の聴力だけ、極端に下がっていました。250ヘルツのところだけ、-40dbです(250ヘルツ付近...

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