バイオリンと首の傷害
バイオリン弾きと首の痛みはかなり密接に関係しています。
バイオリンを弾くときに、首にバイオリンを挟み、かつ頭を左に傾けます。
頭をずっと左に傾けた状態が、首の健康に良いと思います?
良いわけないよねー!
首が変形しそうだよね!!
バイオリニストはストlレートネック
バイオリン弾きのほとんどはストレートネックなのではないかと思います。
それは、首を上に向ける時間が恐ろしくないからです。
首、というものは顔がやや上を向いている、あるいはまっすぐを向いている、という状態が、首の骨にとって望ましい状態です。
顔がやや下を向く姿勢になり、首の筋肉を縮めながら弾くバイオリンの姿勢は、体にとっては決して良いものだとは言えないでしょう・・・。
私も、26歳の時にレントゲンを撮ると、見事なストレートネックでした。
「椎間板は潰れていない」
ということで安心しました。
頸椎ヘルニア
バイオリン弾きで、頸椎ヘルニアを患ってしまう人もいます。
頸椎ヘルニアを患ってしまうと、バイオリン奏者としてかなり苦しい状態になります。
バイオリンを弾くことが、首の痛みに耐えることと同義語になってしまうのです。
特に、下を向くのが辛く、学校の机に向かって勉強するのもつらくなるそうです・・・。
ちなみに私の知り合いでは、高校生くらいから頸椎ヘルニアになってしまった方、大学生から頸椎ヘルニアになってしまった方がいます。
頸椎の椎間板が潰れるような負担が、頸椎の椎間板にかかっていた、ということです。
ストレートネックも、症状が重くなれば、頸椎ヘルニアになります。
首に過剰な負担をかけないように、常に気を遣う必要がありますね・・・。
首の傷害を防ぐには
首の故障を防ぐためには、弾く前、弾いた後の首のストレッチが大事だと思います。
首の八方向(前、後ろ、右、左、右前、左後ろ、左前、右後ろ)のストレッチをすると良さそうです。
首のストレッチは、時間をかけることが大事です。
一方向につき、最低でも30秒で、理想は90秒くらい。
90秒を8方向で、12分です。
特に右後ろ方向のストレッチは、念入りに行います。
いきなり長時間のストレッチは良くないです。
なぜなら、
昨日30分、首のストレッチをしていたら、今日寝違えを起こしていたからです!
あー首がいてえ・・(`・ω・´)ストレッチのやり過ぎも、逆に首を痛めるみたいです。
首は繊細な神経がたくさん通っているため、なるべく痛みを感じないように、優しくストレッチするとよいでしょう。
バイオリン上達.comの教材
久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
楽器演奏は楽しいものです。しかし、楽器演奏が原因で、体を壊してしまう人も中にはいるそうです・・・。あるフランスの調査では、プロ演奏家の70%は体に不調を抱えながら演奏しているのだとか。意外だと思いませんか?楽器演奏は、体に負担がかかる、肉体労働の側面を持ち合わせているといえるかもしれません。
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