発表会での、ステージへの出入りのタイミング
発表会に初めて出る方は、ステージに立つだけで緊張してしまうと思います。
しかし、あらかじめ知って、練習しておけば、イメージトレーニングできますね。
ステージに出入りのタイミング、そしてお辞儀をするタイミングを見ていきたいと思います。
1、まずはステージに出ていってお辞儀
ステージにはまず下手から出ていきます。
下手(しもて)というのは、お客さんから見て、ホールの左側です。
バイオリンを持って、ピアニストがいるか確認して、
ピアニストと一緒に出ていきましょう。
チューニングが出来ない場合は、あらかじめチューニングをしてもらいましょう。
ピアニストと一緒に出て行って、
ピアニストが立ち止まってから、
ピアニストと一緒にお辞儀しましょう。
一緒に出ていくのですが、ピアニストより先にステージに出ます。
バイオリンが男性、ピアニストが女性、ならば、
ピアニストが先に出てもらった方が良いのです。
レディーファーストをやりにくい場合は、
バイオリンが先に出てくれば良いと思います。
ピアニストの方をチラッとアイコンタクトをしてから、
お辞儀します。
何はともあれ、
まずはお辞儀です!!
ピアニストへのアイコンタクトは1秒くらい見れば大丈夫です。
お辞儀は
1、2、3のタイミングをとってあげると、
ピアニストが一緒にお辞儀できます。
1直立
2お辞儀
3戻る
の3テンポです。
2のお辞儀は、少し長くても良いかな。
お辞儀はあまり浅くなく、しっかりしましょうね。
45度くらいかな。
45度は結構深いですよ。
2、チューニングをしたら、曲を弾く
お辞儀をしたらチューニングをします。
A線、D線、G線、E線の順で合わせましょう。
チューニングが出来ない人は、ステージに出る前にあらかじめチューニングしておきましょう。
チューニングが終わったら、曲を弾き始めます。
チューニングは、ちゃんと音が合うまで時間をかけて大丈夫です。
コンクールでは、1分以上など、あまりに時間をかけすぎると、
だれちゃうし、早くしてくれって思われるので、あまり良くないですが・・。
発表会では、しっかりと音程を合わせましょうね。
チューニングが終わって、曲を弾く準備ができたら、
弾き始めます。
チューニングと弾き始めの間は、6〜15秒くらいでしょうか。
立つ場所が決まって、イケる!と思ったら、
そのタイミングで弾き始めて良いです。
チューニングが終わって、姿勢を確認して、ピアニストに再度アイコンタクトをとります。
ピアニストに、目でお辞儀するのです!!
そうしたらピアニストが弾き始めます。
万が一弾き始めない場合は、もう一度アイコンタクトをとれば大丈夫です。
アイコンタクトがないと、ピアニストは弾いてよいのか、
もう少し待った方が良いのか、分かりません。
ピアニストへのアイコンタクトは大事です!!
3、弾き終わったら、ピアニストとお辞儀する
曲を弾き終わったら、ピアニストが立ってからお辞儀します。
ピアニストが立たないうちに、お辞儀はしない方がよいです。
まあ小さい子はしょうがないですが、
ピアニストと一緒にお辞儀するように心がけてみてください(^-^)
ピアニストが立つのを待ち、一緒にお辞儀しましょう!
そうしたらピアニストとアイコンタクトをとり、出ていきます。
あなたが男性で、ピアニストが女性ならば、
ピアニストが先に帰るように、してくださいね。
帰る時は、レディーファーストで!
子供は、そこまで意識しなくても良いです。
ちなみに、オーケストラだとどんどん下手に近い人から出た方が良いですね。
オーケストラでレディーファーストをやっていると、キリがないので・・。
歩く時は、ステップを一定にして、
しっかり歩きましょう。
自信なさそうに歩かない!!
私しょっちゅう言われました(^-^;)
「自信なさそうに出てくるんだもん!」
って、何回言われたか分かりません。
インターネットの誰かのブログにも書かれてた気がします(笑)
今は緊張しても、なるべく普通に歩くように心がけています。
出来る出来ないはとにかく、
心がけることが大切だと思います。
演奏が上手くいかなかったとしても、しっかりと歩くのも大事です。
ステージから出て、袖まで帰るまでが発表会ですよ!!
帰る時は、出てきた時と同じ、下手に返ります。
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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
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