とっても大切なマイクレベル
録音において非常に大切なのが、マイクレベルなのです。
マイクレベルが合っていないと、音割れしますし、適切な音量で録れません。
マイクレベルが合っていない録音は、
ピントの合っていない写真と同じくらいかっこ悪いものです・・。
ところでマイクレベルって知ってますか?
マイクレベルとは、
どれくらいの感度(音量)で録音するか
という設定です。
マイクレベルが低いと、音が小さすぎ、
マイクレベルが高すぎると、音割れしてしまいます。
マイクレベルが音割れしないのが、大切です。
音割れしないギリギリの大きい音量で録るのが、理想です。
マイクレベルの見方
ほとんどの方は、マイクレベルなんて、気にもしたことがないと思います。
そこで、マイクレベルについて、簡単にご説明します。
録音機をよーく見てみると、
「-48 -24 -12 -6 0」
なんて表記がありませんか?
これがマイクレベルです。
正確にはマイクレベルではなく、音量のゲージですね。
しかし、このゲージを見て、マイクレベルを上げ下げするので、
このゲージが最も大切です。
高いビデオカメラには、マイクレベルを設定できる機種もありますね。
マイクレベルで大切なのは、
最大音量で、-6くらいになるようにすることです。←テストに出るよ!
0を超えると、音割れしてしまいます。
ちなみに上の画像はマイクレベル100(マックスです)。
ゲージが-3くらいでも音割れする時があるそうです。
だからffの音量で弾いて、-6くらいを指すようにマイクレベルを設定すれば、
音割れしないで済みます。
音割れしたら、後から直すのは無理ですからね。
マイクレベルを設定してみよう
マイクレベルをどうやって設定するのでしょうか。
これは、実際に弾いてみないと分かりません。
ホールで録るか、家で録るか、ではマイクレベルが違いますし、
マイクを置く位置でもマイクレベルが変わります。
まずはマイクを置く位置を決めて、
奏者に大音量で弾いてもらいます。
その時に、-6を超えないようであれば、問題ありません。
ちなみに上の画像のマイクレベルは、50〜58くらいです。
H4n単体で使う時は、マイクレベル50付近で使いますね。
レベルがいくつ、というよりは、
ゲージの-6を超えないようにするのが、大切です。
ピアノとバイオリンの二重奏の場合は、ピアノの大音量に合わせる必要があるので、
できればピアノに大音量で弾いてもらい、そのマックスが-6以下になるようにしましょう。
事前にテストするのが難しい場合は、マイクレベルを低めに設定してしまえば、安全です。
音割れするのが最悪なので、
安全をとるなら、マイクレベルは低めに設定しましょう。
オーケストラだと、ティンパニー(太鼓)が全力が叩いた時に、
-6くらいになるのが良いそうです。
なかなか録音も奥が深いですよ!
バイオリン上達.comの教材
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