バイオリンの弓を構えるタイミング!!
コンクールや発表会で気を付けたい、弓の構え方、
つまり弓を準備するタイミングです。
弓を弾くためには、弓を弦の上にもってきますが、そのタイミングがおかしいと、音楽的な演奏ではなくなってしまいます。
コンクールは舞台に出てきてから、舞台から出ていくまで、全てが見られています。
細かいところまで疎かにしないようにしましょう!
@まず右手をおろす
休みの間、ずっと右手を弦の上で構えているのは良くありません。
4小節以上休みがある場合は、右手を下して、今休みだということを意識しましょう。
弦の上で弓を構えていると、「いつ弾けば良いのか分かっていなくて、とりあえず構えている人」、のように見えます。
コンクールではとても損します。
合奏やオーケストラ合奏でも、とても大切なことです。
まずは右手をおろしてリラックスさせましょう
A1小節前になったら右手をゆっくり上げる
弾き始める1小節前になったら、はじめて右手を上げ始めましょう。
この時にゆっくり上げるの・完全に弓を上げきらないこと、が大切です。
「1小節前だから上げます!」
と急いであげないで、ゆっくり上げます。
とても速い曲の場合は、2小節前に弓を持ち上げます。
最初の小節から弾く場合は、弾く準備ができてから右手を上げます。
これは自分のタイミングで大丈夫です。
とにかく自然に右手が上がってくるのが大切です。
音楽が流れている場合は、その拍に乗って、右手を上げます。
ただ右手を上げるだけの動作でも、音楽的な要素が含まれているのです。
基本は
1小節前になったら弓をゆっくり持ち上げる
B1拍前になったら、素早く弦の上に弓を持ってくる
弾き始める1拍まえになったら、素早く弓を弦の上に持ってきます。
最初から弦の上に乗せておくのも、悪いわけではないのですが、1拍前に弦の上にもってくる動作になると、プロフェッショナルです。
発表会の場合は、特に気をつけてみてください(^-^)
音楽の場合は、1拍前の準備がとても重要で、準備も1拍前に行います。
指揮者も、1拍前で、大きくふりかぶり、
「次でいくぞ!」
という合図を出します。
バイオリン奏者も、指揮者と同じなのですね。
1拍前の意識が甘いと、全てが台無しになります。
1拍前に素早く弓を弦の上に準備する!
コンクールでは絶対に気を付けたい
コンクールでずっと弓を弦の上において、何小節も待っていると、
「その弓の構え方は素人だわ・・・」
と思ってしまいます・・・。
コンクールや発表会での、舞台慣れしていないのもありますね。
慣れてくれば、自然と良い動きに近づいていきます。
先生が教えていないのも悪いのですがね。
レッスンでは、長い休みの時はどうしているか、まで見ないことも多いので、そこまで見きれない、という事情もあります。
長い休みでは、右手をずっと上げ続けないようにしましょう。
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