男性用の演奏会の衣装

男性用の演奏会の衣装は、どこで買えば良いのでしょうか?
昔は、音楽家の知り合いも少なかったので、衣装をどこで買えば良いのか分からず、苦労しました(^-^:)

 

男性用衣装は3つある

男性の衣装で必要になるのは、大きく3つです。

 

・ブラックスーツ
・燕尾服
・タキシード

 

音楽家であれば、この3つが必要になります。

 

発表会に出る場合も、ブラックスーツがあった方が望ましいでしょう。

ブラックスーツ

 

ブラックスーツとは、真っ黒のスーツのことです。
柄は一切なしのスーツを買ってください。
縦ストライプとかダメです。演奏会では一切使えません。
「ダークスーツを着てこい」
という指示があれば、真っ黒のスーツを着て行けば良いのです。

 

お葬式でみんなが着ている喪服スーツの色ならばOK!

 

ボタンは1つか2つか3つボタンの、どれでも大丈夫です。
1つボタンはボタンを留めます。
2つボタンの場合は、上のボタンだけ留めます。
3つボタンの場合は、真ん中のボタンだけ留める、上と真ん中のボタンだけ留める、のどちらかになります。

 

一番下のボタンは留めないと覚えておくとよいでしょう。

 

シングルかダブルか、ですが、シングルの方がおすすめです。
シングル、とは、体の中央でボタンを留めるスーツです。
ダブルは、へその右側あたりでボタンを留めるスーツです。
まあダブル売っているところは少ないけどね。

 

演奏会はお葬式じゃないので、ネクタイは自由な色でOKです。

 

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銀色のネクタイが一番正式だと言われています。
銀色のネクタイ(通称:銀ネク)は、本当に銀色です!
灰色のネクタイを買わないように注意!

 

自由ネクタイは、銀、紺色、青、紫、黄色、などがおすすめです。
首相や大統領など、国のトップがつけているネクタイは、素晴らしいネクタイばかりなので、参考になります。

 

いわゆる流行りの細長いネクタイではなく、横幅が9〜10センチ程度ある、普通のネクタイをすると良いでしょう。
流行りものはすぐに廃れる、昔からある定番のスタイルを買うのが、節約にもなる。

 

肝心の店ですが、ブラックスーツはどこでも買えます。

 

伊勢丹、東急、タカキューなど、色んな場所で売っています。

 

ですが、
個人的には
ノービアノービオ
マッサン
がおすすめです(安いから)。
ノービアノービオには、ズボンのアジャスターがついているので、緩めに作っておくと良いでしょう。

 

燕尾服

 

プロオーケストラに出演するようになると、燕尾服が必要になります。
エキストラでも燕尾服着ないとダメです!
ちなみに燕尾服でない服で出演したことにより、エキストラに呼ばれなくなった奴もいます。

 

プロオケに呼ばれそうなら、急いで作りましょう。

 

燕尾服で必要なのは、上下のセットと、内側に着る白いベストです。
ベストがどうしてもイヤなら、カマーバンドという、白い腹巻でも代用可能です。

 

燕尾服では、白い蝶ネクタイを別に買う必要があります。
黒い蝶ネクタイじゃだめです。気を付けて!

 

シャツも、本当はエリのないシャツが良いです。
ただ、プロオケでも、普通のワイシャツに白蝶ネクタイをしているので、そこまで気にしなくても良いと思います。

 

燕尾服は、普通の店では売っていません。

 

伊勢丹に聞いてみると
「燕尾服の取扱いはないですね・・・」
とのこと。

 

燕尾服は、
ノービアノービオ

 

マッサン

 

のどちらかで作りましょう。

 

マッサンの方が弾きやすく、ノービアノービオの方が少し生地が良いといった感じです。
マッサンは、背中の生地に余裕があるので、ものすごく弾きやすいのです。
ノービアノービオは、180センチくらい大きい男性からは、不評です。
大柄な男性には合わないことも多いみたいです(「生地に余裕がなく弾きにくい」という声が多い)。
180センチくらいある方は、マッサンの方が良いかもね。

 

ちなみに私は身長169センチですが、マッサンもノービアノービオのどちらも全く問題なくきれています。

タキシード

 

タキシードも、たまに演奏会で必要とされるものです。
タキシードは、黒いカマーバンド(腹巻)をします。

 

タキシードには黒い蝶ネクタイが必要です。
燕尾服は白い蝶ネクタイなので、間違えないように。

 

タキシードのコード名「ブラックタイ」です。

 

タキシードも、普通の店では売っていないので、
ノービアノービオ

 

マッサン
で作りましょう。

 

東京ビバルディ合奏団の演奏会は、タキシードが指定なのですが、私は毎回スーツで行っては怒られていました(笑)
「お前タキシードくらい持ってねーとダメだよ!!」と。

 

ある日心を入れ替えて、マッサンでタキシードを買ったのですが、もう東京ビバルディ合奏団に呼ばれることはありませんでした・・・(笑)

 

せっかく作ったのに・・・。

 

せっかく作ったのに、1回しか着ていません!
もう腹回りきつくなっちまったし!!

 

タキシードは、ほとんど必要ないけど、必要がないわけではありません。
なるべく、腹回りに余裕をもたせて作ると良いでしょう。

 

立った時ちょうどよくても、座ると、結構きつくなったりします。
座ること、将来的に太ることを前提に、ウェストを太めに作ることを強くおすすめします!

 

私は先輩から、「ズボンは緩めに作っとけ!」と言われましたが、ありがたい助言を無視したせいで、また作り直すハメになりました(^-^;)

 

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