外部コンデンサーマイクの良さ

外部コンデンサーマイク

 

外部コンデンサーマイクを使うと、何が良いのしょうか?

 

「せっかく録音機にマイクがついているのに、
かさばる大きいマイクを付けなくても良いじゃない!」
と思うことでしょう。

 

外部マイクは邪魔だし、三脚も必要だし、重いです

 

しかし、良い外部マイクは、音質を飛躍的に向上させます。

 

なぜ音質が向上するのかというと、
そのマイクの特性にあります。

 

良いコンデンサーマイクは、
ホールの残響を隅々まで丁寧に拾う力があります。

 

実際の演奏よりも、上手に聴こえるほどに、音が良くなります。

 

子供の成長を記録をする録音であれば、良い音質で残った方が、後悔がありません。

 

CDのような音質で、音楽を残せれば、聴く時にも気持ちよく聞けますよね。

 

いくら音質が良いといっても、
音程が悪いものを補正する機能はついていないので、
音程は気を付けないといけませんが(^-^;)

 

音程の悪いところは、その悪い残響も丁寧に拾ってくれます(笑)

外部コンデンサーマイクに必要なもの

外部コンデンサーマイクを使うにあたって必要なものがあります。

 

↓の動画でも同じようなことを説明していますので、良かったら動画でどうぞー

 

 

まずは録音機です。

 

H4nのような、ファンタム電源に対応した録音機が必要です。

 

ファンタム電源に対応した録音機

 

マイクも電源を必要とするので、録音機の電源(電池)に依存するのです。

 

ファンタム電源がない録音機では、外部マイクは使えません。

 

全ての録音機でコンデンサーマイクが使えるわけではない!!

 

そして、外部マイクですが、2個必要です!

 

コンデンサーマイクは2本必要

 

モノラルではなく、ステレオで録るため、2本のマイクで録りましょう。

 

コンデンサーマイクと録音機をつなぐ、キャノンケーブル(XLRケーブル)です。

 

キャノンケーブル xlrケーブル

 

これも2本必要です。

 

5mのケーブルだと長すぎて邪魔、50cmだと使えるけどちょっと短いかな、って感じです。

 

1m〜3mくらいのものが良いのかなと思います。

 

ここまでで、一応外部マイクで録音する機材はそろっています。

 

マイクと録音機をつなげて、テーブルに置くなりすれば、録れることは録れます。

 

でも、地面に置いたのでは良い音は録れません。

 

あと少し、機材が必要です。

 

まずは、三脚です。

 

マイク用三脚

 

三脚は、そんなに大げさなものは必要ないと思います。

 

三脚は1つで良いです(^-^)

 

写真撮影と違って、ブレたら使い物にならない写真になる、とかそういうのはないので、普通の三脚で良いです。

 

そして、三脚に取り付ける、カメラバーです。

 

カメラバー

 

マイクバーだと、三脚に取り付けられるのですかね?

 

マイクバーではなく、カメラバーの方が
三脚との相性が良いかと思います。

 

ここにマイクを取り付ける、といきたいのですが、直接取り付けることはできません。

 

マイクホルダーというものが必要になります。

 

マイクホルダー

 

マイクホルダーにマイクを取り付ければ、完成です。

 

ヨドバシカメラで買ったマイクバーだと、5/8→1/4にするトモカの変換ネジ(180円)も2つ必要です!!

 

マイクは高価なので、マイクホルダーだけでなく、
100円ショップで買ったゴムバンドでしっかりと固定しています。

 

 

 

録音レベルやノイズに気を付ける

コンデンサーマイクをつなぐときは、どうしてもノイズ混入の問題があります。

 

必ずヘッドホンやイヤホンで、変な音がしていないか、確認するようにします。

 

録音機の内臓マイクで録音する時は、確認しなくても大丈夫だったりするのですが、
外部コンデンサーマイクを使うなら、ヘッドホンでの確認は必須です!!

 

コンクールに出す時の録音で、ノイズが入っていた時は、ショックでした・・。

 

仕方ないので、録り直しです。

 

ノイズは消せないので・・。

 

録音レベルもしっかりチェックしましょう。

 

最大音量が鳴った時に、-6くらいまでになるようにしましょう。

 

コンデンサーマイクは感度が良いので、録音レベルが高くなりすぎないように、しっかりと設定しましょう!

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