バイオリンのミュートについて

バイオリンのミュート(弱音器)も、必ず持っておきたいアイテムの一つです。
始めて半年経っていない超初心者の方には、必ずしも必要ではありません。
しかしバイオリンを演奏するのであれば、ミュートを1つ持っておきたいところです。

 

 

楽譜に”con sordino”と書いてあれば、
「ミュートを付けて演奏してください」
という指示です。

 

ツィゴイネルワイゼンや、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲2楽章などで、ミュートが必要です。

 

アマチュアオーケストラなど、
オーケストラで演奏するのであれば、ミュートは絶対に必要です。

 

ミュートは音を弱く、小さくするのが役目です。
ミュートした音は、少しこもった独特の音がします。

おすすめのミュートは?

ミュートのおすすめは、
Bech マグネット ミュートです。

 

 

このミュートの良いところは、ミュートを外した時に、きちんと磁石とくっついて固定するので、雑音が出ないことです。
一般的なゴムのミュートは、弦の上にただ乗っているだけなので、
ミュートを駒の上からはずしている時に、弦の上でミュートが暴れて、雑音が出ます。

 

これがなかなかの困り物で、音楽をやっている人だったら、雑音は気になると思うのよね・・。
トルテなど、一般的なほとんどのミュートは、振動して雑音が出ます。

 

マグネットミュートは画期的だと思いました!
知ってその日のうちに買いましたもん!!

 

テールピースに磁石をつけて、ミュートの磁石とくっつけるのです。

 

 

あとは、
Alpain Menuhin Style Professional
も振動が出ないので、良いです。

 

プロ演奏家も、かなり使っていて、弦の振動で暴れないミュートみたいです。
私も欲しいと思っているミュートです。
アルパインミュートは、しばらく廃版の売っていないミュートでした。
好評過ぎて2014年に再販になったミュートです。

 

最後に
Roth-Sihon (ロートシホン)
も、ツィゴイネルワイゼンのような、2秒以内にミュートを外さなくてはならない曲(多分ツィゴイネルワイゼンだけだと思う)の時はおすすめです。
アルパインミュートを持ってるなら必要ないですけどね。
ロートシホンも、弦の上で暴れないミュートなので、良いミュートです。
ちょっとミュートの中では、特殊な音(そこまで音が小さくならない)かなと思います。

 

 

 

ミュートの弊害

練習するときに、ミュートをしながら弾くのは、本当は良くないです。

 

アマチュアの方なら、しょうがないですが、
音楽の道に進もうと、頭の片隅で思っているのであれば、ミュートをつけて弾くのは止めた方が良いです。

 

ミュートをつけると、バイオリンが鳴りにくくなります。
無理矢理響きを止めるのが、ミュートなので、鳴らない癖がバイオリンについてしまう恐れがあります。

 

「ミュートして弾いた方が良い音がする」
というのは、ほぼ間違いなく気のせいです。

 

防音上の問題で、仕方なく使うのであれば、しょうがないですね。

 

大きいミュートは”ULTRA USA”というものがありますので、使ってみてください。
金属のミュートは危ないから、使わない方が良いですよ。
8万円以下のめちゃくちゃ安いバイオリンならともかく、高いバイオリンに傷をつけたら最悪です。

 

大きいミュートって、こもったヘンテコな音がしますよね。
私はあんまりミュートが好きじゃないのですよね・・。

 

ミュートでも、バイオリンとの相性、奏者の好み、などありますから、色々試してみるのも良いと思いますよ(^o^)

 

ミュートは、弦の上で振動して雑音が出ないものを選ぶと良いと思います。

 

個人的にはBech持っていれば、後は必要ないのではないかな、と思います。

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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン





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