自然フラジオレットはいくつあるか
自然フラジオレットの場所について、お伝えしたいと思います。
自然フラジオレットとは、開放弦の倍音を出す奏法です。
自然フラジオレットは、開放弦の倍音しか出せない
音が限定されますが、とても豊かに響きます。
反対に、人工フラジオレットは、好きな音のフラジオレットを出せます。
<自然ハーモニクスで出せる音>
A線の開放弦は440ヘルツですが、
880ヘルツ、1320ヘルツ、1760ヘルツ、2200ヘルツ、2620ヘルツ
の音が、自然ハーモニクスとして鳴ります。
開放弦の2倍、3倍、4倍、5倍、6倍のヘルツを持った音が鳴ります。
7倍、8倍、の音も鳴りますが、あまり実用的ではないです。
自然ハーモニクスでは、
1つの弦あたり、5個のフラジオが出せる
ということですね。
5つの音で、4弦あるので、合計20個の自然ハーモニクスが出せます。
フラジオレットの押さえる場所について!
フラジオレットは、1つの弦で5個あるわけですので、
5か所押さえる場所があります。
上駒から、駒までの長さは、約33センチですが、
これを整数で割っていった場所に、フラジオがあります。
33÷2=16.5センチ
33÷3=11センチ
33÷4=8.25センチ
33÷5=6.6センチ
33÷6=5.5センチ
駒から上の数値の場所を押さえれば、フラジオレットが鳴ります。
同じ弦の太さ、張力であれば、長さが半分になれば、2倍のヘルツの音(1オクターブ上の音)になります。
フラジオで触れる場所は、2か所ずつある
フラジオのど真ん中のフラジオを除いて、2か所ずつ押さえる場所があります。
弦の長さを3分割すれば良いなら、そりゃ2か所ありますよね。
4分割だと、3か所ありそうだけども、真ん中だと2分割になってしまいます。
やっぱり2か所ずつということです。
ナット(上駒)から11センチ、下の駒から11センチは、同じフラジオレットが鳴ります。
フラジオレットは、全然難しくないので、ぜひ音を出してみてくださいね!
フラジオレットを知っておくと、音程を取る時の助けになります。
バイオリンを持ったばかりの方でも、このフラジオは鳴らしてみると、楽しいですよ♪
指をそっと乗せると、フラジオは鳴ります(^o^)
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