バイオリンのフラジオレットは難しい?
バイオリンのフラジオは、通常奏法ではありませんが、よく使われる演奏法です。
ハーモニクスとも言います。
フラジオは、専門的には、倍音奏法と呼ばれます。
弦の倍音の音を、鳴らす、技法です。
フラジオの指の押さえ方
フラジオでは、指をどのように押さえたら良いのでしょうか?
フラジオでは、なるべく、触れるように押さえないといけません。
というか、押さえてはダメです!
場所さえ合っていれば、そっと指を弦の上に置いておくだけで良いです。
さて、フラジオを押さえる場所とは?
正しく理解されているでしょうか?
フラジオを押さえる場所は?
フラジオは、弦の1/2の場所を押さえます。
1/2、1/3、1/4、1/5、1/6の位置を使います。
その他にも、人工フラジオレットという、、どんな音でも鳴らせるフラジオレット奏法もあります。
ここでは、弦のちょうど中央、1/2の場所のフラジオについて説明します。
この場合の1/2の場所というのは、機械的に測った1/2の場所です。
弦長はだいたい33cmですので、そのちょうど半分の16.5cmの位置に指をおくと、フラジオが鳴ります。
弦のちょうど1オクターブ上の音のフラジオが鳴ります。
振動数がちょうど2倍です。
弦の長さが1/2になると、振動数が2倍になります。
A線の開放弦は440(442)ヘルツで、1/2のフラジオは880(884)ヘルツです。
ちなみに他のフラジオの位置ですが・・
1/3だと11cm、1/4だと8.25cmです。
1/3だと2か所押さえる場所があります。
上駒から11cmのところ、駒から11cmのところ。
1/4だと、上駒から8.25cmのところ、駒から8.25cmのところ。
8.25cm×2=16.5cmのところは1/2のフラジオが鳴るので使えません。
まず、1オクターブ上の音が鳴るフラジオをマスターしましょう!
弦のちょうどド真ん中に、軽く触れます(^o^)/
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