弓の張り方
弓は木の棒です。
馬のしっぽの毛が付いています。
バイオリン本体と同じで、シンプルな作りです。
この馬の毛で、弦をこすります。
では弓の張り方を見ていきましょう。
弓の張り方
弓は張らないと、使えません。
張ると、木が引っ張られます。
この時に、左手で黒い木を持ち、右手でネジを巻くのが正しい張り方です(^_^)
木の部分を持たない方が、弓への負担が少ないですよ。
弾かない時は弓をゆるめる!
練習が終わったら、しっかりと弓の毛を緩めましょう。
そうすることで、木と毛がリラックスして、
痛みにくくなります。
一時間弾かないなら、ゆるめましょう(^◇^)
魔法の弓
弓もまた値段がピンキリです。
安いものだと1000円、高い物だと3000万円します。
「あんな細い棒がなんでここまで高いんだ!」
と、思いますが、確かに価格だけの音の差があります。
弓の比較動画も見てね!
全く同じ馬の毛を使っても、全然音が違うのです。
不思議ですねー。
バイオリン上達.comの教材
久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
弓を張るわけですが、だいたい弓の真ん中で、毛が木から7〜8mmくらい離れるように張りましょう。張りすぎても、コントロールが難しくなります。張らな過ぎると、木が弦についてしまい、だめです。湿度で、弓の毛は変化するので、時々チェックしましょう(^_^)
右手親指の最重要ポイントは、”第一関節が曲がっていること”です。親指が反るのは、絶対ダメ!!弓の先に行っても、第一関節が曲がっているようにして下さい!
お子さんに弓の持ち方を教える時に、”きつねさん”を必ずやります♪きつねさんを作って、やっと弓の持ち方を習得することが出来ます。きつねさんは基本!
バイオリンを弾く人の右肘はとても高くなりやすいです。力が少しでも入ることで、右肘が高くなります。力が入る→肘が上がる→音がつぶれるという典型的なパターンになります。右肘の問題は、右腕全体の脱力であったり、人差し指に力が入っている状態だと、もうほぼ100%肘が高くなります。右腕<前腕>の力を一段階フッと抜くと、それだけで右肘が下がりますぜひ試してみてくださいね♪
右肩が上がって演奏してしまうのは、よくないです。とにかく右肩を下げることで、腕がスムースに使えるようにします。そして力の伝達が無駄なく行えるようにします。
昨日、毛替えをしてきたので、その弓に松脂を塗っていきます。毛替えをしたら、松脂がついていないので、松脂を塗らなくちゃいけませんね。毛替えをすると、当然松脂は塗ってありません。お店によっては松脂を塗ってくれるところもあります。しかし、松脂にこだわりがある人は、違う松脂が毛に付くのを嫌がりますね。せっかくなので松脂が全くついてない状態で弾いてみたよ
弓の毛替えとは何でしょうか?まあ読んで字のごとくなんでございますが、「毛替え(けがえ)した方が良いよー」なんて先生に言われたりすることもありますよね。<毛替えとは>弓の毛を新品に取り替えることです。弓の毛は、摩擦で消耗し、弾いているうちに毛が切れたりします。古い毛で弾くと、音がスカスカになります。なるべく、3〜6か月で毛替えをしましょう。80万円以上の高価な弓を持っている人は、その辺の量販店で毛替...