第一線〜第五線
楽譜、というものは、もともと四線に書かれていましたが、400年前くらいには五線紙が一般的に使われるようになりました。
五線の方が、簡単にたくさんの音を表せますしね。
グレゴリオ聖歌は四線で書かれている楽譜もあります。
音を残す手段は、昔は口伝えで残すしかなかったので、楽譜の発明は偉大だなと思います。
文字で本を残すように、音も楽譜で残したのですね。
まずは線の読み方です。
一番下の線を”第一線”と呼びます。
下から二番目の線を”第二線”と呼びます。
下から三番目の線を”第三線”と呼びます。
下から四番目の線を”第四線”と呼びます。
下から五番目の線を”第五線”と呼びます。
ト音記号は、第二線から書きます。
ト音記号は、ソの音から始まるので、ト音記号といいます。
”ト”というのは、日本の音の読み方です。
ドレミファソラシドのことを、ハニホヘトイロハ、と日本語読みします。
ハニホヘトイロハで読む人はほとんどいないですけどね(^-^;)
「ト音記号」だけは日本語読みが一般的なのです。
第一間〜第四間
第一線と第二線の間を、第一間
第二線と第三線の間を、第二間
第三線と第四線の間を、第三間
第四線と第五線の間を、第四間
と呼びます。
よーするに、五線の間を下から第一間、二番目を第二間・・・と数えるのです。
簡単ですね。
「第二間だからラの音だな・・」
なんて言うことはほとんどないので、覚える必要はないですが、一応知っておいて損はないのかな、と思います。
”第二間がラの音”というのは必ず覚えましょう!
ラの音で調弦もしますし、A線もあります。
バイオリンにラの音は一番関わりが深い音なので、ラの音は真っ先に覚えましょう。
上に行くと、かみ○○
五線紙より上に行くと、
上第一線(かみだいいちせん)、上第一間(かみだいいっかん)、という名称になります。
これこそホンットーーーーーーに使わないので、覚える価値はないです。
20年バイオリンやっていて、「上第一線」なんて一度も聞いたことがないです。
覚える価値がないですが、一応書いておきました(^-^)
しもなんちゃら
覚える価値がない第二弾!
上と同じ内容ですが、下に線を引くと、
下第一線(しもだいいちせん)、下第一間(しもだいいっかん)という名前になります。
このしもなんとかって名前はどーでもいいのですが、音は読めるようにしましょう。
まず最低でも”ド”の音だけは覚えましょう。
下に一本線引いて、その上に○を書くと、ドの音です。
”ドレミファソラシド”の最初の音ですから、ドの音を覚えましょうね(^o^)/
バイオリン上達.comの教材
久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
音名は「ドレミファソラシド」の事です。ト音記号であれば、この読み方になります。バイオリンをやるみなさんは、このト音記号だけを覚えれば、バイオリンは弾けるようになります。
普段当たり前のように言われる「ドレミファソラシド」ですが、この音階は誰が作ったのでしょうか?地球上に昔からあったのでしょうか?・・・いいや、そんなことはありませんね。でも、結構昔からあったのは確かなんです。
楽譜、というものは、もともと四線に書かれていましたが、400年前くらいには五線紙が一般的に使われるようになりました。五線の方が、簡単にたくさんの音を表せますしね。グレゴリオ聖歌は四線で書かれている楽譜もあります。音を残す手段は、昔は口伝えで残すしかなかったので、楽譜の発明は偉大だなと思います。文字で本を残すように、音も楽譜で残したのですね。まずは線の読み方です。一番下の線を”第一線”と呼びます。下...
あなたはドレミファソラシドが読めませんか?書いて覚えなさいって言ったでしょ!まったく・・・(^◇^)とはいっても、楽譜を覚えるのにもコツがあります。やみくもに覚えるよりも、必要不可欠なものを最優先で覚えましょう。まずはラの音です。第二間の音がラの音です。これは本当に絶対に覚えてください!このサイトにきたのが運のツキだと思って、必ず覚えましょう!
高い音を数える時は、まず線を数えるわけですが、「線が一本、線が二本・・・zzzzzz」と数えるわけではありません。ドレミファソラシドを一つ飛ばしにしながら、数えていきます。さっそく具体的に見ていきましょうねー(^-^)/
#や♭の臨時記号の意味が分からない?#や♭などの臨時記号は、正しく理解しておかないと、まずいです。小学生の2年生くらいまでに、きちんと学習しておくと良いでしょう。臨時記号は一時的に音を半音あげたり、半音下げたりする記号です。小節内だけに一時的に高くします。#や♭のことを臨時記号といいます。#は半音上げ、♭は半音下げます。「ミ」の#は、「ファ」と同じ音です。「シ」の#は、「ド」と同じ音です。「ファ」...
昔の人は、リズムでコミュニケーションをとっていました(私の先生が言ってました!)動物も、鳴き声のパターンで、「警戒しろ」とか求愛のサインとかやりとりしています。鳥は、鳴き声のパターンが豊かな方が、モテるらしいです。鳴き方が単調なオスはモテないらしいです。リズムはあらゆる生物にとって、非常に原始的なものなのです♪
黒丸に棒がついた音符が、4分音符です。4分音符は1つ数える長さの音符です。基本的に、リズムは4分音符単位で数えることが多いです。4分の4拍子、4分の3拍子、4分の2拍子であれば、4分音符でカウントします。○分の□拍子であれば、○分音符で、数えます。8分の6拍子であれば、8分音符単位で数えます。2分の2拍子であれば、2分音符単位で数えます(4分音符で数えることもありますが)。全音符の4分の1だから、...
拍子とは、その曲のリズムを決めるものです。拍子で、その曲が何分音符で数えるのか、何拍数えるのか、というのが決定されます。主な拍子では4分の4拍子、4分の3拍子、4分の2拍子、2分の2拍子、8分の6拍子があります。4分の4拍子では、4分音符で4つ数えます。4分の3拍子では、4分音符で3つ数えます。4分の2拍子では、4分音符で2つ数えます。8分の6拍子では、8分音符で6つ数えます。2分の2拍子では、2...
8分の6拍子は「1小節に8分音符が6つ入る拍子」です。8分の6拍子は2拍子になります!8分音符で6つ数えますが、大きく2拍子で数えます。3拍子で数えるなら、4分の3拍子で書けばいいわけですから。「いっとっとーにーとっとー」と、2拍子で、1拍が3分割されているのです。8分の6拍子は、2拍子であることを覚えておきましょう♪英語では「six-eight(シックスエイト)」です。
休符にも、ちゃんと意味があります。休符をきちんと休むことで、音楽が引き締まり、リズム感が出ます。休符は音がない場所です。一般的な感覚だと、休符は価値が低い場所、と感じる方が多いのではないでしょうか?そうではない!休符をしっかり感じることで、豊かなリズム感の良い音楽になるのです!あなたは休符をいい加減に数えていませんか?ぜひ休符をしっかり数える習慣をつけてくださいね(^-^)時間の節約で休符をいい加...
音符の横に付点「・」が付くと、音価(音の長さのこと)が1.5倍になります。音価(おんか)とは、音符の長さのことです。付点4分音符なら、1つと半分数えます。1.5数えるのです。付点4分音符は1.5付点2分音符は3つ数えます。付点全音符は6つ数えます。付点8分音符は0.75数えます。音の長さが1.5倍になるのが、付点音符です。
スラーがかかっている時は、音をレガートで切れ目なく弾きます。音を切れ目なく演奏する、というのが大切でうs。基本的に同じ弓で弾きます。めちゃくちゃ長いスラーでなければ、一弓で弾きます。ダウンでスラーがかかっている部分はダウンで弾きます。ずーっとスラーが続くなら、適当なところで弓を返します。弓を返しても、返したのが分からないように、なめらかに切れ目なく音が続くように聴こえるようにしましょう。
「楽譜が読める」とはどのような状態を指すのでしょうか?楽譜が読める、というのは、辞書の定義がある訳ではありませんが、私たち音楽家にとって、”楽譜が読める”とはどのような状態を指すのか、お伝えしたいと思います。楽譜が読めるとは、音符を見てドレミファソラシドが分かる能力のことをいいます。楽譜を見て、すぐにドレミが分かるのが、楽譜が読める状態です。「うーーーん・・・ド!」と考えて分かるのでは、遅すぎるの...
楽典や楽語(音楽用語について、基礎的な知識をつけるのにおすすめの教材を紹介します。楽典とは、音楽の基礎知識、つまりリズムや楽譜の読み方のことです。楽語は、楽譜に書いている、音楽用語です。楽典や楽語について、書籍で理解を深めることを強くおすすめします。以下に紹介する書籍は、バイオリニスト志望の人は、当然持っていた方がよいでしょう。
楽譜の音が、ドレミで読めるようになるアプリを、ついに発売いたしました!!楽譜の読み方というと、本やDVDが一般的かな、と思うのですが、今の時代はアプリかな!と思いまして、android版でリリースを開始いたしました。ドレミよめるよ<andoroid版>ドレミよめるよ<iOS版>なぜアプリか今、なぜアプリで開発したのかといいますと、音が出るからです。本や楽譜などで、音符の読み方を覚えたとしても、音が...