非常に大切な、バイオリンの弓の傾き!
ボーイングしているときに、”弓の傾き”は意識していますか??
弓の傾きは、音に密接した、非常に大切な要素です。
弓を傾けるか、傾けないのか、しっかりと見ていきましょう!
とりあえず動画をはっておきます(^-^)
基本は弓を立てる!
弓は、弦に対して垂直に立てて使います。
弦に対して垂直であって、地面に対して垂直ではないですよ(^_^)
一番だめなのは、弓のスティックが手前に倒れることです。
こうなったら、もうアウトです。
もう全てがダメ!!
何もいいことがありません。
チェロやコントラバスは、楽器の向きが反対なので、手前に倒れるのはOKなのですが、バイオリンは弓が手前に倒れちゃだめ!!
駒に向かって弾く、という意識がほしいですね。
元15cmでの弓の傾き
元15cmでは、弓が徐々に倒れます。
もちろん弓のスティックが向こう側に倒れます。
手前に倒れるんじゃあねえぜ!!
弓の毛を全部付けた状態で、元にくると、音がつぶれませんか?
腕の重さを軽くしてやれば、弓を立てた状態でも、まあまあ音は出るのですが、やっぱり少し弓を倒さないとだめです。
元15cmは、弓を倒すということを覚えましょう(^o^)/
元で弓を倒すのは、鉄則です!
元に向かってだんだん倒すべき!
元15cmの中では、弓の傾きは常に変化します。
動画を見ていただくと分かると思うのですが、弓がいきなり倒れているのではなく、
徐々に徐々に倒れていますでしょ?
「元にきました、ハイ弓倒します」
と、いきなり全部倒すのはやめてください!!
元1cmのところが、一番倒れます。
元にくればくるほど、弓が倒れます。
なめらかに、緩やかに、徐々に、弓が倒れるように使います。
↑徐々に倒れているでしょ(^o^)
音がつぶれなければ良いので、弓の重量を打ち消すために、弓を倒します。
傾け過ぎはダメなんです。
音量が減らないためには、なるべく少なく、弓を倒した方が良いと言われています。
弦に対して、45度くらいまでを限度に、弓を倒すと良いでしょう。
あんまり倒すと、スティックが弦に触ってしまいますからね。
先では立て、元では少し傾ける
弓先では必ず弓を立てて使うようにしましょう。
元15cm以外の場所では、全て弓を立てた方が良いです。
毛を全て、弦につけた方が、大きくて良い音がします。
ただし、元15cmだと、音がつぶれやすくなるので、少しだけ倒します。
元15cmは弓を寝かせるが、
真ん中から先では弓を立てる!
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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
弓の毛が弦をこすると、音が出ます。単純ですが、バイオリンの音が出る仕組みはそれだけです。バイオリンの箱の中で、共鳴しやすい仕組みもあります。良い材木を使う、というのも音がよく鳴るためには必要です。でも、本当に弓の毛が弦がこする、これしかしていません。
ダウンボー(down bow)は、「下げ弓(さげゆみ)」とも呼びます。右手を下の方向に下げていくのが、ダウンボーです。「そこダウンで!」のように、”ダウン”と呼ぶ事が多いですねー。下に下げる、というよりは、「右腕が体から遠くなるのがダウンボー」という方が近いかもしれませんね。
アップボー(up bow)は「上げ弓(あげゆみ)」と呼びます。腕を持ち上げる方向に動かします。単純にダウンの逆ですね。「そこはアップから」「アップスタート(最初の音がアップボー)」なんて使います(^_^)
弓の場所といえば、・弓元・弓の真ん中・弓先の3つがあります。弓の場所は、基本的には3分割して考えます。厳密に3分割するのではなく、大体3分割かなあ?くらいでOK!!弓の場所では、使う場所は、毛の部分で考えます。
ボーイング(bowing)とはなんでしょうか?日本語では「運弓(うんきゅう)」と言います。つまり”弓をどう使うか”です!簡単にいうと、弦に対して90度に弓を動かすだけなんですけどね。それが難しい・・・!さあ出来るもんならやってみろ!(^-^)
”スピード×重さ=エネルギー”こんな式を見たことがありますか?もしかしたら音大生は見たことないかもしれませんね・・・。音大生ってアホです(笑)音楽の勉強しかしていないので、一般教養に乏しい(^◇^)芸大なら頭良さそう?そんなことないですよ・・。上手い人は大抵頭も良いんですが、勉強の知識はやはり一般大学の方よりも絶対に劣ります。物理の運動エネルギーの式ですが、軽い物でも、ものすごいスピードで当たると...
弓の基本中の基本に、「弓を弦と直角になるように使う」という教えがあります。これが難しいのです!直角に使う、ただこれだけのことなのですが、これがなかなかできません。弓の直角について考えていきましょう♪
右腕は体の近くを通るようにしましょう!なるべく体の近くを通ることで、最小限の努力で音を出すことが出来ます。特に、右肘が体の近くを通るようにします。”右肘を下げろ”ってことです(^_^)
弓の使う量はコントロールしないといけません。弓の使う量で、音量が決まります。弓の配分を考えないと、音がどうでるのか、出たとこ勝負になってしまいますよー。
2分音符は2つ数えます。1つ数えて真ん中まで行き、もう1つ数えて先まで行きます。1つ数えることを「一拍(いっぱく)を数える」ともいいます。まず2分音符を一拍ずつ、弓を2分割して弾く練習をしましょう。
弓を3つの部分に分けます。これは、厳密に3分割でなくて大丈夫です。2分割の場合は、結構しっかりと意識した方がいいですが、3分割の場合はおおざっぱに考えることが多いです。3分割で考えて、使うと、コントロールしやすいところがあります。
ダウンボーの時と、アップボーの時で、手首の重心が変わります。これはとっても大事なことなのですが、手首の重心が変わることで、右手の指の角度も変わります!
体を動かす前には準備運動が必要ですよね♪学校の授業では必ず体操してから、運動していたと思います。弓を動かす前にも、準備が必要です。その準備は、指にクッションを作る動きです。弾きだす時に弓を「ガツッ!」と置いている方はいませんか?弓を置く前に”クッション”を作るのです。
弓は、あまり寝せない方が、強い音だったり、良い音を出しやすいです。寝せると、木(スティック)が弦に当たったりします。寝せると、弓も横にしなるので、ねじれが出たりします。
あくまで、弓は立てるのが基本です。ですが、少し弓を倒して使うこともします。弱い音を出すためだったり、弓を速く使うためだったりします。倒しちゃいけない訳ではないのですね(^-^)
よく「脱力が大事」なんて言いますが、徹底的に脱力をすれば、人間は崩れて地面に寝てしまいます。バイオリン演奏において、脱力とは、”必要のない余分な力を抜く”ことが必要です。少ない労力で、最大限の結果を出す。その為の脱力です!
ボーイングでは、2つの大原則があります。他のページでも再三書いていることですが、今度は動画でおさらいしてみたいと思います(^-^)この2つの大原則は、バイオリンが上手くなればなるほど、忘れがちになります。音大生でも、出来ていない人が結構います。自分もまだまだですが(`・ω・´)超基本中の基本の基本!!!ボーイングの大原則について、動画でお話しています。
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バイオリンを弾いている時、右肘の高さは意識されていますか?適正な高さにないと、しっかり音が出ない、または、音が汚い、という音が悪くなります。右肘の高さで音の良さが決まるといっても良いでしょう。右肘が適切な高さにくれば、音量も出るし、音もつぶれないのです。バイオリンの美しい音を出すためには、肘の高さが良い位置にあるのは、必要不可欠だといってよいです!!今回は、右肘の高さをどのように変化させるか、見て...