エフェソス博物館の珍しい楽器

エフェソス博物館の怪しい楽器たち♪

 

エフェソス博物館には、色んな楽器があります。

 

ピアノから、弦楽器、管楽器など、多彩な楽器が展示してあります。

 

中でも弦楽器の多さは群を抜いています。

 

弦楽器は骨董品的な側面も持つので、ただ音を出す楽器としてだけでなく、見ても楽しめるんですよ?スゴイデショ

 

管楽器は新しくて良いものの方が、美しい音を出すと言われています。

 

弦楽器は古くて保存状態の良い、健康な楽器が、美しい音を奏でます。

 

古くて保存状態が良いものなんて、数が少ないので、希少価値が高くなります。

 

だからバイオリンは高いんですよ・・まったく・・(^_^;)

 

 

 

ともかく、エフェソス博物館には、普段絶対に見ることの出来ない楽器を見ることができます。

 

もう”絶滅した楽器”といってもいいかもしれません。

 

楽器の中で、今のような大きいホールに、大音量を響かせられる楽器のみが、生き残ってきました。

 

昔はサロンコンサートが中心だったので、音量はあまり必要でなかったわけです。

 

では絶滅した古楽器を見てみましょう(^-^)/

 

古楽器

古いトランペット

 

古楽器は、確かに今でも演奏されます。

 

東京芸術大学にも、”古楽科(こがくか)”というものがあって、バイオリンからチェロ、リコーダーなどがあります。
私が芸大を受験した時に
「リコーダーで芸大受験が出来るの!?(゚o゚;) 」

 

と驚愕したのを覚えています。

 

芸大ってこんなに難しいのに、リコーダーだったら無茶苦茶ハードル高いんじゃ・・。

 

結局リコーダーの受験者は、合格でした。

 

リコーダーって誰でも吹けるじゃん!誰でも吹ける楽器で、芸大合格ってどんだけすげーリコーダーなんだろう?と思い続けて、一度もお会いしたことがないです(笑)

 

私の年は、
バイオリンは、79人受験して、合格者20人でした。

 

リコーダーは、1人受験、1人合格です。

 

リコーダーは合格率100%ですね(^o^)

 

 

古楽科は専門職なので、私はバロックバイオリンは弾けないです。

 

特に問題なく音は出せますが、どういう音が良いのか、どういう弾き方が望ましいのか、などまったく知識がありません。

 

やっぱりバイオリンとバロックバイオリンは全然違うんですよ!

 

バロックバイオリンではないデスヨ

おそらく今では絶対使わない楽器

まずはこの弓をご覧ください

 

超バロック弓

 

これは、最初コントラバスの弓かと思ったのですが、説明を見ると”バイオリンの弓”だと書いてあります。

 

弓の毛の量は、確かにバイオリン向けの感じです(コントラバスを弾くには毛の量が少ない)。

 

いわゆるバロック・ボーは真ん中が上にカーブしているのですが、
これは凄いカーブですね!!

 

絵ではこういうのを見たことありましたが、実在したんだなー。

 

ここまでカーブがあると、コントロールが難しいのではないですかね。

 

強度は木の材質に依存しますが、ここまでカーブが強いと、常に色んな方向に負担がかかり、折れてしまうのでは?と思いました。

 

一番問題なのは、ケースに入らない事ですよ!!(^-^)

 

やっぱり普通の弓が一番かなー。

 

バロック用の弓で普通の楽器を弾くと、なんか物足りないんですよね。

 

長さが短い、というのもありますが、なんかね・・。

わたしのお気に入りのバイオリン

欲しいバイオリン

 

古楽器博物館を全て回り、一番欲しいと思ったバイオリンがこれです!

 

これ欲しいなあ。

 

だって実用的ですよ。

 

杖バイオリン

 

足の悪い方には最適です。

 

オシャレもできて、足も労わることができて、バイオリンも弾けてしまう・・!

 

最近は車や冷蔵庫も、大型化の一途をたどっていますから、こういったスリムなものを見習ったほうがいいです。

 

それにしてもおしゃれな杖ですね♪

 

弓をどうするか、という問題もありますが、作ってくださる方がいらっしゃいましたら連絡ください(^o^)ノ

 

 

今はほとんど絶滅してしまいましたが、古楽器は多種多様な形をしていたのですね(^_^)

 

昔の楽器製作家たちの、”試行錯誤””遊び心”がちりばめられています♪

 

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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン





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