バイオリンの弦の巻き方

バイオリンの弦は楽器を正面から見て、
左からG線、D線、A線、E線と並んでいます。
この弦の順番は必ず覚えてください。

 

バイオリンの弦の順番!

 

次に、糸巻きの部分を見てみましょう。

 

バイオリンペグでの弦の順番

 

左下がG線、左上がD線、右上がA線、右下がE線
となっています。
このペグ側の順番を間違えたらエライコッチャです!!

 

でも、ナットの上の、弦の流れを見れば、間違えないで済むのではないでしょうか。
下から伸びている弦が、上のどのペグに向かっているのか見てください!
バイオリンペグボックスの中の弦の並び方

 

 

読み方は
G線(ゲーせん)、D線(デーせん)、A線(アーせん)、E線(エーせんまたはイーせん)

 

読みはドイツ語です。
E線は”イーせん”と読んだ方が、間違いがありません。

 

「エーせん」⇒A線(英語)?それともE線(ドイツ語)?ってなるからです(^_^)

バイオリンの弦の巻き方!!

まずは穴に弦を通す!
穴から1.5〜2センチ弦を飛び出させておくといいです。
弦が飛び出るように、しっかりと穴を通す!
弦をしっかり飛び出すまで穴に通すのが、弦の巻き方の基本中の基本です。
飛び出した方が良いですよー

 

しっかり飛び出させないと、弦が狂いやすくなります。

 

 

1回転を過ぎたら、内側から外側に向けて交差させます。
弦同士を交差させる事で、弦を弦で押さえることができ、狂いにくくなります。

 

すでに巻いた弦を、弦で押さえつける!

 

 

あとはペグを押し込んで、なるべく弦を外側に引っ張りながら張っていきます。

 

左にひっぱりながら!

 

ある程度、巻いたら、
ボールをテールピースに入れ、駒とナットの溝の上に弦を置きます。

 

ミゾを同じ所へ!

 

 

あとはひたすら外側に弦が行くように巻いていき、完成です。

 

こんな感じになればOK!

 

チューニングする

仕上げにチューニングします。

 

右から二番目の弦、
A線から合わせます。

 

チューニングも難しいですよね・・

 

同じ音かどうかは音を鳴らして、
確かめてください!

 

>>チューニングの詳しい説明はコチラ<<

弦を張る時の注意!

弦を張るとき、注意点が一つあります。
弦は1本ずつ変える、ということです。

 

同時に外すのは多くても2本まで

 

全部の弦を同時に外してしまうと、こまの位置が変わってしまいます。

 

こまの位置が1ミリ変わると、音が変わります。
弦を一本ずつ変えましょう(^o^)/

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