音をイメージするのはとても大切!
バイオリンでは、音をイメージするのがとても大切です。
バイオリンに限らず、楽器というのは、奏者のイメージを音に反映します。
音がイメージできると、それだけで楽器演奏能力は飛躍的にアップします。
バイオリンは、特に音を出すのが難しい楽器なので、イメージどうこうよりも、音を出すのに必死になってしまいやすい楽器です。
テクニックの壁を乗り越えて、ある程度弾けるようになってきたら、音をイメージする能力を身に付けましょう。
「あーあ、こういう音なら良いのにな・・・」
という、理想の音があると良いですね。
一流の演奏家の音を聴いて、普段からイメージするクセをつけておくと良いですね。
弾く”前”にイメージすることが大切
楽器演奏など、なんでもそうですが、弾く”前”にイメージするのがとても大切です。
弾いてしまってからは、修正は全く効きません。
音程を微妙に直す、くらいのことは出来ますが、汚い音を綺麗な音にするのは無理です。
音のつながりなども、先に先にイメージするのが大切です。
簡単なようで、”先にイメージする”というのは非常に困難です。
曲を分析して、あらかじめ頭の中ではっきりさせておく必要があります。
バイオリンの上手い人は「なんとなくフィーリングで弾いてるんだろう」というイメージを持つ人もいますが、ボーッとしながら弾いているわけではないのですね。
フィーリングであっても、事前に頭の中でイメージを整理して、頭の中で音のイメージを明確にしてから弾いています。
フィーリングも実は大切です。
音楽に対する感性、と言い換えても良いでしょう。
感性を常に磨いていくことで、「この音の表情はこうしよう」というアンテナが身に付きます(多分20年くらいやれば身に付く)。
歌としてイメージする
音のイメージはもちろん大切なのですが、音のつながりを歌としてイメージしたいところです。
口で歌うのも大切ですし、その歌のイメージを頭でイメージするのも大切です。
歌でイメージし、そのメロディーラインを頭の中でイメージします。
そうすると流暢な歌になる!!という訳です。
私は弾きながら2小節先、4小節先のことを考えています。
もちろん今出している音を聴いて、修正することもありますが、基本は先のこと、未来の音の事を考えています。
ざっくり言うとどこの音を一番強くするのか、イメージしましょう
先のことを計画するのは、人生でも非常に大切です。
(例)年金が出ないから70歳までは働かなくちゃならない→そのためには健康でいて、貯金もある程度しなくちゃいけない・・・とか(笑)
音楽も一緒です。
この音に向けて音量をマックスに持っていきたいから、最初の方は音量を抑えて、だんだん大きくしていこう。など。
音楽というのは頭を使う芸術なのです!!
考える力、イメージする力、イメージを実際に表現するためにどういう動作が必要か分析する力、など頭を使うことは死ぬほどあります。
バイオリン上達.comの教材
久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
どんな曲であっても、なんとなく弾き始めるのはよろしくないです・・。ただ体が行けそうなタイミングになったから、という理由で弾き始めてはいけない!このテンポで行く!という確固たるタイミングを出さなければいけないのです(^_^)弾き始める前に、テンポが分かる演奏である、というのが大事です。弾き始めてから「あ、このテンポだったわー」と修正するのはナシね!!!
バイオリン弾きは、音を弾いたら最後、音が消える瞬間まで、音の処理に責任を取らなくてはなりません。音の消える瞬間!その時までしっかりとコントロールするのです!音が空気に溶けて、減衰しながら消えていく。そんな状態を目指しましょう(^o^)弾き終わりで、雑に弓を上げたりしていませんか?
楽譜にf(フォルテ)やff(フォルテッシモ)と書いてあったら、強い音で弾きましょう♪え?強い音が鳴らない?そんな人向けに、強い音を出す基本的な技術を確認しましょう。シンプルですが、なかなか実際に出来ないのがバイオリン!強い音が出ても、鳴らない、響かない強い音は意味がありません。”良い強い音”について考えていきます♪
バイオリンでは、音をイメージするのがとても大切です。バイオリンに限らず、楽器というのは、奏者のイメージを音に反映します。音がイメージできると、それだけで楽器演奏能力は飛躍的にアップします。バイオリンは、特に音を出すのが難しい楽器なので、イメージどうこうよりも、音を出すのに必死になってしまいやすい楽器です。テクニックの壁を乗り越えて、ある程度弾けるようになってきたら、音をイメージする能力を身に付けま...