ボーイング以前に音が鳴らない?
ボーイングの悪いクセを紹介しようと思います。
しかしその前に!
バイオリンを弾いているのに音が鳴らない、ということであれば、、松脂がしっかり塗られていない可能性もあります。
適正な重さをかけて、弦を弓でこすれば、音が鳴らないということはないのかな、と思います。
まったくスカーっという音が鳴らないなら、松脂が足りないか、弓にかける重さが足りなすぎるかとどちらかですね。
弓の毛替えをすると、松脂がまったくついていない状態になります。
毛に新しく松脂を塗ってあげないといけません。
毛に初めて松脂をつけるときは、かなりの量を塗る必要があります。
松脂は夏だと表面が溶けて固まり、まったくつかなくなることがあります。
紙やすりなどがあれば、それで表面を削るのが一番いいです。
なければ、爪で表面に傷をつけたりするといいですね。
あまり松脂のつけすぎや、音がギーギーしてしょうがないので、粉が飛ぶくらい塗ったら少し拭いた方がいいですね。
弓の軌道がくずれる
元で弓の角度が崩れるのは、よくあります。
思っているよりも、かなり右を手前にするくらいでちょうどいいと思います。
私も、結構こうなってしまうので、かなり意識的に気を付けています。
やっぱり弓の角度を斜めから見ているのと、緊張すると弓への意識が甘くなるのが原因です。
手首を高くすると、うまく調節できると思います(*^_^*)
必要な分だけ手首を持ち上げて、弓の角度を調整します。
こまと平行にするためには、手首を使え!
弓先で軌道がおかしい・・・
弓の軌道というのは、かなり厄介なのです。
肘を曲げたまま弓先に行けば、当然このようにかなり弦と弓の角度が90度から遠ざかります。
試しに肘を90度に曲げたまま、弓を動かしてみて下さい♪
弓の角度は完全に腕の都合で決まってしまいます。
これをクリアーするのが、肘を伸ばすということです。
肘を前に伸ばすことで、弓と弦の角度が90度になるように調整します。
バイオリンは道具なので、いかに道具の性能を引き出してやるか、考えないといけません。
特にバイオリンは繊細で敏感な楽器なので、バイオリンさんの都合に合わせて体を使う必要がありますね。
先では腕を前の伸ばしましょう♪
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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン
バイオリン初心者が陥りがちな間違いについて。別に間違いというわけではないのですが、上達を阻害する要素になるものはできるだけない方がいいですよね。姿勢が悪いと、それだけで音の鳴りが悪くなります。せっかくの体ですから、人間の最大のパフォーマンスを出しやすい姿勢で弾かないと損ですよね。楽器を左に、楽器が下がりすぎないように、注意して弾きましょう。他にも色々直すべきところはたくさんありますが、少しずつ姿勢...
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