コンクールに通る弾き方・点数の付け方



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コンクールに通るためには!

 

コンクールに出るからには、人より上手く弾いて、結果を残さなければなりません。

 

まあ残さなければならない訳じゃあないですが(^-^;)

 

受けるからには、通りたいから・入賞したいから受けるのでしょう?(当然だよね)

 

コンクールに通るためには、多くの音楽的要素が必要です。

 

まあうまけりゃ通るわけですが、
上手い要素とはなんなのか、分析してみたいと思います。

 

 

 

コンクールで良い点数をとるために

コンクールで通るために、必要な要素とは?

 

まずは
1、音が大きいこと

 

音が大きい、よく通ることは正義です!

 

大きい音で弾く、これは力を入れれば鳴るかというと、そうではないのです。
バイオリンの鳴らし方が上手いか下手か、差が出る部分です。

 

やっぱり上手い人ほど、音が大きいと言えます。

 

超一流のソリストは、凄まじい音量が出ますからね。

 

コンクールでは、大きい音で良く通る音で弾くことが最優先すると良いと思います。
分数楽器の場合は、適切なサイズアップをして弾くと良いです。

 

ぶっちゃけ、
音が大きいと高い点数つきやすいです。

 

オーディションや、コンクールの結果を見ていると、そう思います。
あまり音楽的でない演奏であっても、音が大きいとそれだけで高い点数がついたりします。

 

 

2、音が美しいこと

 

音が美しいことも、コンクールでは重要です。

 

バイオリンは音が命ですからね

 

ピンカス・ズッカーマンは
「音がお金だ」(音の美しさに値段がつく、ということでしょうね)
と言ったそうです。

 

どれだけ素晴らしい音が出せるか、これはバイオリニスト全員の課題でもあります。

 

私も超一流の音を目指して、がんばっている最中です(全然出ないんだよなコレが・・)。

 

音は、その人の才能が最もバレる部分でもあります。

 

 

そして次は、
3、音程が良いこと

 

音程が良いか悪いか、これも非常に大きな要素です。

 

耳が良いかどうか、とも言い換えられます。

 

チューニングがきちんとできるかどうかも、見られています。
チューニングに1分など長い時間をかけるのはよくありませんが、調弦が合っていないのはもっとよろしくありませんね。

 

舞台に出る前に、完璧にチューニングしておいて、舞台では微調整をするにとどめましょう。

 

難しい曲をよく弾いても、音程が悪いと、減点要素になりえます。
難しい曲をボロボロの音程で弾くより、そこそこ易しい曲を完璧に弾いた方が、良い点数が出るでしょうね。

 

 

音程の次に必要な要素は、
4、リズム感が良いこと

 

リズム感よく弾けているかどうか、も審査対象です。
付点のリズムが転んでいる、休符が休み足りない、などは減点対象になります。

 

アインザッツもリズム感が分かりますね。

 

”減点対象”と書きましたが、満点が100点(または90点)、と決まっていますので、減点法でつけざるをえないのですよ。
基本的には1位は1人なので・・。

 

 

減点を回避するためにも、
5、間違えない、止まらないように弾くこと

 

止まらない、ノーミスで弾いた方が、コンクールでは有利です。

 

どれだけ練習したかが出ますので、とにかく頑張りましょう。
弾いてて数小節おきに止まっちゃうなら、コンクールに出る段階にはいないと思った方が良いです。

 

止まらないで弾けるのも、バイオリニストに必要な能力の一つですね。

 

本番でミスをしたとしても、投げやりにならずにしっかり弾きましょうね

 

日本音楽コンクールや、仙台国際コンクールは、1回のミスが致命傷になりえますが、派手にミスをしても通る人もいます。
こればっかりは運です(審査員のさじ加減なので)。

 

ミスしてもあきらめない、これは重要です。
ミスした時のごまかし方も、やっぱり上手い方が良いですね。

 

 

 

6、ピアノ伴奏とよく合っていること

 

ピアノと息が合っている、アンサンブルがきちんとできているかどうか、も重要です。
あまりにピアノとの合わせ練習が少ないと、合わないですよね。

 

本音を言うと、なるべく上手いピアニストとやった方が良いです(ヒソヒソ)。

 

桐朋や芸大の伴奏助手とか、そういう類の方にお願いした方が良いです。

 

ピアニストが下手だと、損です(だからといって落ちたのをピアニストのせいにするなよ?)。
ピアノとの合わせは、コンクール前に最低3回はやった方が望ましいです。

 

本番中に、ピアニストより明らかに早いテンポで弾いたりすると、合っていないように聴こえます。
ピアニストにある程度合わせてあげる余裕も必要なのかな、と思います。

 

 

7、ある程度難しい曲を弾く

 

自由曲のコンクールのみですが、ある程度難しい曲を弾いた方が、点数が高くつきやすいです。

 

超極端な話ですが、
きらきら星を完璧に弾く VS ツィゴイネルワイゼンをミスしながらもなんとか弾く

 

ならば、難曲のツィゴイネルワイゼンに点数がつきます。

 

あまりにも簡単なきらきら星だけだと、やっぱり実力が分かりづらい・・。

 

特に幼稚園・小学生低学年など、小さい子の場合は、曲の難易度で点数がつきやすい傾向にあります。

 

鈴木の1巻や2巻を弾くよりは、ある程度、難易度が高い方が点数がつきやすいですね。
その子にとって、そこそこ難易度が高いかな・・くらいの曲が望ましいです。

 

選択課題曲の場合は、自分に合った曲を見つけることですね。

 

 

 

8、フレーズ感をもって弾くこと

 

フレーズ感がある演奏は、とても上手く聴こえます。
中学生以上は、必須の要素です。

 

フレーズを分析する能力があること、フレーズを表現できていること、が必要です。

 

フレーズの切れ目は、歌でいうと、メロディーのどこにブレスを入れるか、ということです。
フレーズは、基本1拍目に向かうことなので、それができるかどうか、分かっているかどうかです。

 

私は、1拍目に向かうことだと、なかなか分からなかったので、だいぶ出遅れました・・・。
誰も教えてくれなかったし(笑)

 

フレーズが表現できていると、音楽的な演奏だと感じます。

 

ステージマナー

番外編です。

 

演奏以外では、

 

9、ちゃんとした服で出る

 

普段着でなく、きちんとした演奏会用の服で出た方が良いです。

 

男性は黒スーツや、それに準じたもの。
女性はドレスです。

 

あとは
10、演奏の前後にお辞儀をするのを忘れない

 

小さい子が、結構忘れてしまうのですが、お辞儀をチューニングの前、演奏終了後、の2回行いましょう。
ピアニストを一瞬見て、同じタイミングでお辞儀した方が良いです←これ結構重要ポイント

 

 

11、下手から出て、下手から出る

 

ステージの客席側から見て左から出て、左から出るようにします。
出る時も、同じ側から出ます。

 

コンクールで1位をとる時の当日の流れ

1、コンクール受付時間にかなり余裕をもって来る

 

2、ピアニストとあいさつする

 

3、きちんとした服に着替える

 

4、楽屋で練習

 

 

<出番がきたら>

 

5、チューニングを舞台に出る前に済ませておく

 

6、ピアニストと下手から出る

 

7、お辞儀

 

8、チューニング

 

9、ピアニストを一瞬見る

 

10、完璧な音程と完璧なリズムで、一切のミスなく、他の誰よりも圧倒的に美しい音で、音楽的な演奏で、ホールに響き渡る大音量で、ピアニストとも呼吸を合わせて弾く

 

11、弾き終わったらお辞儀

 

12、下手から出ていく

 

 

 

時間に余裕をもって会場に行くのも大切ですよ。

 

緊張した状態で、どこまで表現できるか、ミスをなるべく少なくできるか、が勝負です。

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