弦の比較3回目!!

弦の比較の第三弾は、エヴァピラッツィです!
エヴァピラッツィは有名な人気弦ですよ。
ドミナント・オリーブと並んで、人気の高い弦です。

 

エヴァピラッツィ

 

音大生は、エヴァピラッツィ使う人が多いです。

 

音が華やかだし、コンクール向きです。

 

これもなかなか良い弦の一つです。

エヴァピラッツィ弾いてみた動画

またまた弾いてみました!!
エヴァピラッツィでバイオリンを弾いてみた動画です。

 

 

弾き比べはなかなか難しいです。
なので録音条件を揃えました。
同じ弓で、同じ録音機、同じ曲、同じエコー、これなら比べられますよね。

 

特に同じ曲で比較すると、分かりやすいですよね。
エヴァピラッツィはどちらかというと「キンキンする弦」というイメージがあったのですが、全然そんなことはなかったですね。

 

私のバイオリンにとっては、エヴァピラッツィは非常に相性がよさそうです。

E線も良い!!

エヴァピラッッツィのE線は金線なのですが、これがなかなか良いですね。
とても弾きやすい弦です。

 

金線

 

和音を弾いても、E線がひっくりかえりません。

 

「金線(きんせん)は、ひっくり返る」というのが常識なのですが、これはひっくり返りませんね。

 

E線はなるべく銀線(ぎんせん)を張る、というのが、固定概念としてあったのです。
このエヴァピラッツィのE線は金線なのに良いです。

 

エヴァピラッツィは4本セットで使えます。
弦というのは、セットで買ってバランスが良いように開発されていますから、4本セットで使えた方が良いです。

 

エヴァピラッツィはどういう人におすすめか?

プレッセンダ(1840年製)など、かなり古いバイオリンには、張力が高すぎて相性が良くない場合もあるそうです。

 

弦は張ってみないと、本当の相性は分かりません。
もし動画の音を聴いてみて好きだったら、張ってみてもいいかもしれませんね。

 

どちらかというと、華やかで、ソロで音をバーーーーン!て出したい人向けだと言えるかもしれません。

 

オーケストラだと、少し気を付けないと、音が固くなることもあります。
オーケストラだと、柔かくて周りによく溶ける音の方が良い場合が多いです。
オーケストラメインで活動されている方は、エヴァピラッツィでなくても良いのかなという気もします。

 

私は、全然問題なく、エバピラッツィでオケを弾いているので、使っても大丈夫だとは思いますけどね。

 

柔かい音色を目指す方は、オリーブの方が良いかも。

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