右肘は下げて下げて下げまくれ!

下げ肘

 

バイオリンを弾く人の右肘はとても高くなりやすいです。
力が少しでも入ることで、右肘が高くなります。

 

力が入る→肘が上がる→音がつぶれる
という典型的なパターンになります。

 

右肘の問題は、右腕全体の脱力であったり、人差し指に力が入っている状態だと、もうほぼ100%肘が高くなります。

 

右腕<前腕>の力を一段階フッと抜くと、それだけで右肘が下がります

 

ぜひ試してみてくださいね♪

肘が上がってしまう状態とは

なるべく避けましょう・・!

 

肘が上がってしまう、これは、ほとんどのバイオリン奏者に当てはまります。
私も未だに肘が高くなってしまいます。
かなり気を付けないといけません。

 

肘が上がると、弓の圧力過多になります。
そして、右肘に力が入ることで、腕の動きが固くなります。

 

つまり、
音がめちゃくちゃ固くなります。

 

音の柔かさ、しなやかさのためには、肘を下げないといけないのです。

 

音が”ギッ・・”となったりするのは、圧力が強すぎるのです。

 

逆に”スカー、ヒー・・”と音がかすれる(弓が上滑りする)のは、圧力が弱すぎるのです。

 

音がつぶれるのと、音がかすれる、の中間の圧力です♪

適正な肘の高さとは

手首より肘が高くならないよーに!

 

G線、D線、A線、E線の全てに、肘の適正な高さがあります。
適正な高さは全て違います。

 

G線は肘を高めに保ちます。
E線が一番低く、あばらにつくかつかないか、くらいまで下げます。

 

G線では、少し高めに肘を保ちます。

 

あまりにも肘が低いと、弓の毛と弦との接点を、指で感じるのが難しくなります。

 

でも、手首より肘が高くなるのはだめです!!

 

「肘に力が入らない」ことが何より大切です!

 

力や圧力は、腕の重さでかけます!

 

腕の重さは3〜5kgもあります。
2リットルのペットボトルよりも重いんですよ(^_^)

右肘は低くと思え!

低め低めに♪

 

右肘は、ほぼ99%の人が高くなります。
適正な高さが、という話もしましたが、放っておけば、肘は高くなります。

 

とにかく「右肘は低く低く」です(*^_^*)

 

 

 

 

弓を弦の上に置いてから、弓を持つ指の力、前腕の力、肘の力、二の腕、肩の力を抜いてみてください!

 

この弓を弦の上に置いてから!というのがポイントです。

 

弓を空中に持っているときは、ある程度支えてあげないといけません。

 

しかし、弓を弦の上でこすっている時は、弓を持ち上げる必要がないので、より脱力していられる訳です。

 

弓が弦の上に置いてある時は、より脱力できる!と覚えておきましょう♪

 

特に親指は、下から支えている指なので、弦についた瞬間にリラックスさせましょう。

フランス人は肘が高いかも?

フランス人の先生だと、「肘を高めに」と指導する方もいます。
プーレ先生なんか、どちらかというとそうかもしれません。
でも不自然な力は入れてはいないですね。
弓を使う時に、
「スイヘイー。ジユウー。」
とおっしゃっていたので(笑)
私は「肘高く」とは言われなかったです。

 

肘だけ上げればフランス人のように弾けるか、といったらそんなことあり得ないです。
そういう風に弾きたければ、きちんとフランス人か、その流派の先生に習うと良いです(^_^)

 

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久保木隆文の奇跡のバイオリンレッスン





弓は木の棒です。馬のしっぽの毛が付いています。バイオリン本体と同じで、シンプルな作りです。この馬の毛で、弦をこすります。では弓の張り方を見ていきましょう。

弓を張るわけですが、だいたい弓の真ん中で、毛が木から7〜8mmくらい離れるように張りましょう。張りすぎても、コントロールが難しくなります。張らな過ぎると、木が弦についてしまい、だめです。湿度で、弓の毛は変化するので、時々チェックしましょう(^_^)

右手親指の最重要ポイントは、”第一関節が曲がっていること”です。親指が反るのは、絶対ダメ!!弓の先に行っても、第一関節が曲がっているようにして下さい!

人差し指は、しっかりと圧をかける時に、大切な指です。人差し指なしに、強く大きい音は実現できません。強い音のカギを握っている指です。

中指は弓を持つ時に、親指と対になって支える指です。中指は船の舵を取るようなバランスするための指です。

お子さんに弓の持ち方を教える時に、”きつねさん”を必ずやります♪きつねさんを作って、やっと弓の持ち方を習得することが出来ます。きつねさんは基本!

一番重要なことを書きます。小指は、丸く使います。放っておくと、つっぱる指です。親指と小指はつっぱらないように、常にチェック♪

右手首は上から吊るように使います。弓を持ち上げるのも、右手首の仕事です。つままれているように、上から垂らすように手首使います。

バイオリンを弾く人の右肘はとても高くなりやすいです。力が少しでも入ることで、右肘が高くなります。力が入る→肘が上がる→音がつぶれるという典型的なパターンになります。右肘の問題は、右腕全体の脱力であったり、人差し指に力が入っている状態だと、もうほぼ100%肘が高くなります。右腕<前腕>の力を一段階フッと抜くと、それだけで右肘が下がりますぜひ試してみてくださいね♪

右肩が上がって演奏してしまうのは、よくないです。とにかく右肩を下げることで、腕がスムースに使えるようにします。そして力の伝達が無駄なく行えるようにします。

昨日、毛替えをしてきたので、その弓に松脂を塗っていきます。毛替えをしたら、松脂がついていないので、松脂を塗らなくちゃいけませんね。毛替えをすると、当然松脂は塗ってありません。お店によっては松脂を塗ってくれるところもあります。しかし、松脂にこだわりがある人は、違う松脂が毛に付くのを嫌がりますね。せっかくなので松脂が全くついてない状態で弾いてみたよ

弓の毛替えとは何でしょうか?まあ読んで字のごとくなんでございますが、「毛替え(けがえ)した方が良いよー」なんて先生に言われたりすることもありますよね。<毛替えとは>弓の毛を新品に取り替えることです。弓の毛は、摩擦で消耗し、弾いているうちに毛が切れたりします。古い毛で弾くと、音がスカスカになります。なるべく、3〜6か月で毛替えをしましょう。80万円以上の高価な弓を持っている人は、その辺の量販店で毛替...